2014年度

[2014年度] 第9回平和の鐘をならそう

お天気にも恵まれ、境内の大きな木の下に椅子を並べて心地よい風の吹く中での開催でした。
外岡副会長の挨拶で始まり、来賓の東本願寺 札幌別院の新しい輪番、三浦崇様はユネスコの精神にも通じるお話をわかりやすくしてくださいました。
「わたしの平和宣言」は、英語(和田文博会員)・日本語(星野慶子会員)で参加者全員気持ちを込めて唱和しました。
休憩の後、紙芝居「かぜのでんわ」を紺野久美子さんの朗読で行いました。
境内に優しい穏やかな声が響きました。
三浦副会長の閉会挨拶の後、一人一人が平和を願って鐘を鳴らしました。
例年に比べ、参加者が少なかったですが、柏葉荘と興正学園の子ども達も参加してくれましたし、参加者から穏やかな良い会だったとの感想をいただきとても嬉しく思いました。
毎年「平和の鐘を鳴らそう」の開催にふさわしい場所を提供してくださる東本願寺札幌別院の皆様、参加してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
(コーアクション委員長 増永俊子)

[2014年度] 第9回 平和の鐘をならそう

日 時2014年7月19日(土)
場 所東本願寺別院境内
参加者63 名(うち子ども 14 名)

世界大戦の悲しみと反省から、ユネスコが誕生し、1947 年7月19日、民間ユネスコ運動が世界に先駆け 日本で始まりました。これを記念し、2006年、日本ユネスコ協会連盟では、7月19日を「民間ユネスコの日」と定め、日本各地のユネスコ協会では一斉に世界平和を願い鐘を鳴らす「平和の鐘を鳴らそう」活動を行っています。また、現在は東日本大震災の犠牲者への鎮魂と復興への思いも込めての活動となっています。

報告

「平和の鐘を鳴らそう」に参加して
昨年からユネスコに、入会させていただき、今年初めて参加いたしました。
少し肌寒い風の強い日でしたが、元気な子ども達と、多くのご参加者の中、私どもは、ユネスコの主旨を優しく紐解いた「ユネスコって何?」という紙芝居をする係を仰せつかりました。
事務局の栗山さんも入っての三人で、何回か読み合わせをするうちに、今まで漠然としか、理解していなかった「ユネスコ」という大きな名前が、平和を願う具体的な形となって、伝わって参りました。
そして、何より感心したのは、一人一人が鐘をつく時間になるまで、かなり内容の詰まったプログラムが終わるまで、姿勢を正しお行儀よく、しっかりお話を聞いてくれた、子ども達のマナーでした。
この子ども 達がこれから歩む世界が平和で、幸せであってほしいとのユネスコの思いが、鐘の音のように、世界に響き渡ることを、願うばかりです。(竹内恭子・藤野絵里子)