2012年度

[2012年度] 第41回ユネスコスクール植林活動

[2012年度] 第41回 ユネスコスクール植林活動

日 時2012年10月27日
場 所CGC烏柵舞の森
参加者48名


昨年に引き続き、千歳市郊外「CGC烏柵舞の森」をフィールドに約1200本の苗木を植えました。小中高生15名、大学生14名を含め参加者48名。
赤えぞ松を中心に北海道森林ボランティアの方々の指導のもと、約2haに2時間かけて植林をしました。午後にはラムサール条約指定地「ウトナイ湖サンクチュアリ」で野鳥観察を体験しました。

2012年度 会報 No.38

札幌ユネスコスクール「植林活動」報告
当協会の環境問題への取り組み事業として植林活動を開始し6年がたちました。
過去4回は当別町「道民の森」にて。昨年、一昨年は支笏湖原生林「CGCの森」にて開催し、6年間の延べ参加人数は270名、植えた苗木は1万本になります。
人が一日の呼吸をまかなうには20本の木が必要と言われていますので、500人分もの植林をした計算になります。
もうひとつ、このプロジェクトをユネスコスクールと位置付けているのには、子どもたちに100年後の未来を、植林を通じて想像させるという大きな目的があります。
100年後も美しい地球であるために、子どもたちの未来が持続可能な地球環境であるために、今自分たちにできることは?を問いかけ、大人と一緒に大きなスコップを持って汗を流す体験は、日常では体得できないことと考えます。
更には、北海道の手つかずの大自然の中には美しいだけではない自然があり、日常では目にしない荒野で作業すること—このことは地球市民として「自分も役にたてた」という思いと同時に未来への風景として焼付くのでは、と思います。
作業を終えた子どもたちは「疲れたー!」と言いながらもキラキラした笑顔です。
7年目の今年も、たくさんの笑顔に会いたいと願っています。(青少年委員会 副委員長 中村康江)