出前授業
青少年委員会は、次の世代を生きる子ども達に何を引き継ぎ伝えてもらいたいのか、また、そのために我々は何をしていかなければいけないのかを考えながら、子ども達に寄り添い活動に取り組んでいます。
[2020年度] 出前授業
日 時 | 2021年2月2日(土) |
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場 所 | 北広島市立大曲小学校 |
参加者 | 6年生2クラス70数人 |
北広島市立大曲小学校からの依頼を受け、同小体育館にて出前授業を行いました。広田美貴子副会長がパワーポイントを使ってプレゼンテーションを行います。
知的な子どもたちの素直な反応が随所に見られ、6年生2クラス70数人の真剣な態度に心が引き締まる思いでした。 内容を簡単に紹介します。
①物事の見方は一つでない(馬が回るとペンギンに、クルリンパ)②人の心の中に平和の砦を築く(ユネスコ憲章)③ユネスコ(戦争の予防)とユニセフ(戦争の治療)④ユネスコの組織⑤識字率を高める意味⑥教育で貧困のサイクルから抜け出す⑦ユネスコ世界寺子屋運動⑧書き損じ葉書⑨カンボジアの紹介 約20分のプレゼンテーションの後、子どもたちから感想も交えて質問を受けることができました。
私がマイクで呼びかけると、プレゼンテーションの内容を真摯に受け止めてくれた子どもたちからの声が続々と続きました。
そのまっすぐな受け止めに心が温かくなるほどでした。同席した川守田京子・鈴木真知子両副委員長も質問に答えたりしながら感慨深めの様子でした。
寺子屋運動を総合の学習に取り上げ、お招きいただいた山本和彦先生始め、札幌ユネスコに橋渡しをしてくださった北広島ユネスコの方々にこの場を借りてお礼を申し上げ、報告といたします。(青少年委員長 高向善信)
子どもたちの感想の一部を紹介します
私が心に残ったのは、学校に行けない人が、1億2100万人もいるということです。私たちは、ふだん学校に通って、勉強して、休み時間には遊んでいるけど、その間、家のそうじ・水汲み・ごはんづくりなどたくさんの仕事をしていたことに驚きました。なので、私たちにできること、ハガキを、一枚でも多く集めていきたいです。(友理)
私は、昨日、ユネスコやユニセフのちがい、文字の読み書きができない人の人数など、たくさん教えていただき、目標の手を挙げて感想を言うこともできました。
私は、教えてもらった中で2つのことにおどろきました。1つは、ユネスコの本当の名前が「国際連合教育科学文化機関」とすごく長いことです。そして、2つ目は、文字の読み書きができない人の人数です。なぜなら、子どもの読み書きができない人は、1億2100万人もいて、大人は、7億7300万人もいること、そして、その3分の2が女性ということにも驚きました。昨日で、たくさんカンボジアのことを知れました!ありがとうございました!(小春)
ぼくは、いろいろと知りました。例えば、一枚のハガキで消しゴム4個、チョーク80本、ノート1冊、えんぴつ2本も買えるのがおどろきました。
カンボジアのジュースとガソリンをまちがえる人がいるのかなと疑問に思って、字が読めないと不便だなと思いました。カンボジア、アフガニスタン、ネパール、ミャンマーなどの国を救っているということにおどろきました。「そんなに助けているの!」と思いました。おどろきがいっぱいで、つかれるぐらい知りました。(意知)
昨日のユネスコ授業は、本当にためになりました。今のカンボジアや世界の現状を知ることができました。
そして、日本で当たり前のことが世界共通ではないことを知り、「書き損じはがきをできるだけたくさん集めてカンボジアの人を一人でも多く救いたい!」と考えました。
そして、全世界の人々が文字が読めるようにユネスコがあるんだな、とユネスコの方々を尊敬しました。
~戦争は、人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない~byユネスコ(琉緯)
2020年度 会報 No.46
[2017年度] 出前授業「ユネスコ活動について:世界寺子屋運動を中心に」
日 時 | 2017年11月8日(水) |
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場 所 | 札幌聖心女子学院 |
参加者 | 生徒 30 名参加 |
SGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)認定校札幌聖心女子学院の「国際文化ミーティング」を専攻する中・高生30名を対象に出前授業を行 いました。
ユネスコの理念「戦争のない世界を築く」ことが、世界寺子屋運動と、どうつながるのか?また、世界遺産保護活動には、どんな意味があるのか?札幌ユネスコ協会の様々な活動を紹介しつつ、2015年にスタートした SDGs (持続可能な開発目標)を具体的に提示しまし た。
生徒からは「世界寺子屋運動について、初めて知った。」「もっと、世界で起きていることに
関心を持たなければ、と思った。」などの感想が寄せられました 。
次代を担う若い世代にユネスコの理念を もっともっと伝えていかなければと改めて思った 出前授業でした。
(副委員長 中村 康江)
[2015年度] 出前授業
日 時 | 2016年6月30日(火) |
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場 所 | 札幌YMCA |
参加者 | – |
[2015年度] 出前授業
日 時 | 2015年10月20日(火) |
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場 所 | – |
参加者 | – |
テーマ 寺子屋運動について
参加者 平岸高校1,2 年生640名、会員5名
日 時 | 2015年11月10日(火) |
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場 所 | – |
参加者 | – |
テーマ ESDについて
参加者 平岸高校 1 年生 280名、会員4名
日 時 | 2015年11月17日(火) |
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場 所 | – |
参加者 | – |
テーマ 世界遺産について
参加者 平岸高校1 年生280 名、会員4名
日 時 | 2015年11月25日(水) |
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場 所 | – |
参加者 | – |
テーマ ユネスコ活動&英語学習について
参加者 札幌 YMCA6名、会員3名
日 時 | 2015年12月17日(木) |
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場 所 | – |
参加者 | – |
テーマ 寺子屋運動と書そんじハガキ
参加者 大曲東小学校6年生108 名、会員3名
例年開催の北広島市立大曲東小学校、札幌YMCA に加え、当会と以前より交流があり、ユネスコスクールとなった 平岸高校で、10月から11月の総合学習の時間に3回授業をさせていただきました。
体育館を会場に毎回280人から640人という大人数で、今までとは勝手が違いました。
今年の テーマは寺子屋運動、ESD 、世界遺産でしたが今後も継続し ユネスコに対する理解が深 まることを期待します。(青少年委員長 髙山千鶴子)
[2014年度] 出前授業
日 時 | 2014年9月8日(月) |
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場 所 | 北広島市大曲東小学校 |
参加者 | 会員7名、平岸高校生4名訪問 |
9 月に日本ユネスコ協会連盟カンボジア事務所職員のヴァンタイ・クラン氏が、世界識字デーイベント参加のために来日。
その折、1日だけ来札され、北広島市立大曲東小学校でカンボジアの子ども達の現状を話してくださいました。
日 時 | 2014年12月9日(火) |
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場 所 | 北広島市大曲東小学校 |
参加者 | 会員 5 名訪問 |
12 月は北広島市立大曲東小学校。 今年度は特に多くの時間をかけてユネスコの勉強をしているそうで、今回は書きそんじハガキからどのような流れで寺子屋が建てられるのか詳しく聞きたいとの依頼がありました。
熱心にメモをとり質問も受けました。下準備を十分し、出前授業に臨みましたが、子ども達もしっかり下調べをしていましたの で気が引き締まる思いでした。世界寺子屋プロ ジェクトに応募計画があると聞き嬉しく思いました。
日 時 | 2014年12月10日(火) |
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場 所 | 札幌 YMCA 英語・コミュニケーション専門学校 |
参加者 | 会員 2 名 訪問 |
日 時 | 2015年1月13日(月) |
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場 所 | 元町南児童会館 出前授業 |
参加者 | 会員 5 名 訪問 |
1 月に札幌市東区元町南児童会館。対象は冬休み中の低学年40名。
前半はユネスコ各委員会の枠を超え、国際交流研修委員会 の徳田実さんと岩田素子さん(ピエロで登場)のアイデアを拝借。何と二人で軽快な寸劇披露、サプライズにワクワクしながら興味津々の子ども 達にしっかりと、わかりやすくユネスコ活動を取り入れ、大盛り上がりでした。
後半はその流れで「くるりんぱ」お絵描き遊び。
子ども達は発想が柔軟で、我々も一緒に楽しく描きました。新しい試みでしたが、新鮮でよかったのではないかと思いました。
[2013年度] 出前授業
日 時 | 2013年9月12日(火)・13日 |
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場 所 | 元町南児童会館、YMCA |
参加者 | – |
青少年委員会では、ユネスコ活動をもっと知りたいと連絡をいただいた小学校などに伺い、出前授業を行い交流しています。恵まれない環境の中で勉強したい途上国の子ども達にために自分達に何ができることはないかと頑張ってくれる日本の子ども達の頼もしい気持ちに感謝。
[2012年度] 出前授業
日 時 | 2012年12月11日(火)・2013年3月13日(水) |
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場 所 | 札幌市立真駒内桜山小学校・北広島市立大曲東小学校 |
参加者 | 20名 |
小学生の皆さんにも、ユネスコの理念や活動を知ってもらおうと、青少年委員会では3年前より、「ユネスコ出前授業」を行っています。
ユネスコが支援している寺子屋のDVDや、会員が訪問した際撮影したカンボジアの写真などを資料にお話をします。
ものの見方も一つではない事(「くるりんぱ」を参考に)や、世界には学校に行けない子どもがたくさんいる事などをお話し、「小学生の皆さんにもできることはたくさんありますよ」と書きそんじハガキの収集も紹介します。
12 月11日、真駒内桜山小学校の6年生4クラスを対象に2クラスずつ2回にわけ、それぞれ45分の授業をさせていただきました。後日生徒さん一人ひとりが書いてくださった感想文と共に、845枚の書きそんじハガキが届きました。
3 月13日には北広島市の大曲東小学校で、6 生120名にカンボジアの写真を見ながら寺子屋などのお話をしました。当日1014枚の書きそんじハガキをお預かりしました。
出前授業を通じ、ひとりでも多くの子どもさんたちに、世界を知り、平和を学んでほしいと願っています。