2011年度

[2011年度] 第40回ユネスコスクール植林活動

[2011年度] 第40回ユネスコスクール植林活動

日 時2011年5月22日
場 所CGC烏柵舞の森
参加者36名

オイスカ「北海道山・林・SUN体験」に参加し、支笏湖モーラップ国有林内「CGCの森」にて植林を行いました。札幌ユネスコ協会からの参加者は、小・中学生を含め36名。使い慣れないスコップや鍬に悪戦苦闘しながらも何とか無事に1400株の苗木を植えました。

2011年度 会報 No.37

ユネスコの植樹に関わって
植樹は初対面の人達との共同作業だった。だが指示はない。個々人が自分にできることを見つけて動くため作業は驚くほど速い。
「苗木お願い」「はい!!」といったやり取りの中で一体感が生まれる。チームに割り当てられたハルニレを植樹し終えると、達成感が皆の顔に浮かぶ。 この木々が大きくなるには半世紀必要らしい。植樹した自分達が忘れていても見られなくても、大きく育った木々はいずれ人間に還ってくるだろう。
私たちは未来の誰かのために今、頑張っているのかもしれない。
少しくすぐったく、誇らしい感じがした。他にも植林ボランティアの方々の活動の様子を聞き、支笏湖の形成過程を教えてもらい、自分達が植樹した地域の特性や現状が見えてきた。
初対面の方や他大学の学生とも知り合い、この企画に参加するに当たって色々考えていたことを語りあうことができ、自己を啓発する有意義な時間となった。そんな瞬間に出会わせてくれたこの企画に感謝したい。(北海道大学3年 漆原 美穂香)