[2017年度] 第1回講演会(国際交流研修委員会)
*2018年度は70周年記念講演会に協力。2018年度は第53回北海道ユネスコ大会基調講演に協力。
日 時 | 2017年11月26日(日) |
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テーマ | 「マヤ文明と遺跡の宝庫グアテマラ」 |
講 師 | 講師 名越隆雄氏 |
場 所 | かでる2・7 |
参加者 | 38名 |
中米の国グアテマラ、コーヒーで知られてはいるものの「どこにあるの?」という質問から始まるほどまだまだ馴染みのない国です。
名越氏自身 名誉領事に就任して6年、グアテマラ訪問も11回になりますが、未だ訪れるたびに新しい発見があるといいます。
発掘が続くマヤ文明の遺跡、スペイン統治時代のコロニアルな街並み、色の洪水とも呼ばれるカラフルな民族衣装や民芸品、更にはグアテマラの人々の温かさ等、画像と共に語って下さいました。
また、マヤの子孫を多く残しているグアテマラでは、先祖は中央アジアから来たと言い伝えられています。
蒙古斑を持ち、確かに顔の形は西洋人より東洋人の方に近くアジア人には親しみが持てます。
特別ゲストのグアテマラ人のカルロス・メレン氏は、英会話教師から、グアテマラのコーヒーブランドを立ち上げ、生産者が恩恵を受けるフェアビジネスとして、コーヒー製品の収益を生産者の子ども達の教育や生活向上に生かす社会活動をしています。
彼が開発したコーヒーが参加者にふるまわれ、グアテマラの魅力を言葉と画像に加え、香りと味からも伝えていただきました。
(委員長 陶恵栄)